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カスタマーサポート(CS)とエンジニアリングを掛け算したいCRE(Customer Reliability Engineering)エンジニアが気になる技術や思ったことなど。

「不安なリーダー」の心理とは?あるエンジニアの独白

Aがリーダーになるのは2度目だ。Aもエンジニアで、中途入社してきた。

Aが初めてチームのリーダーになったとき、Aの上司(マネージャー)はエンジニアだった。

私はAのチームメンバーだが、私の評価はマネージャーが直接決めていた。

だから、Aがリーダーになったからといって何かが良くなることもなく、悪くなることもなかった。

ほどなくして体制変更があり、マネージャーがエンジニアでなくなると同時に、Aがいろいろ決めるようになった。もちろん評価も含めてだ。

私には不安が2つあった。

1つは、Aにチーム運営がうまくできるのかということ。

仕事量が決して少なくない中、Aがチーム運営(たぶん、他部署からの相談とかチームのタスク管理とか)に充てた分の開発はどうやってカバーするのか?

もう1つは、評価とキャリアの問題。

私のいる開発チームはカスタマーサポート(CS)に属している珍しい部門で、先例がない。このままAについていって良いのか、悩ましい。

Aは何を考えているのだろうか?

...

と、私がAのチームメンバーだったらこう思っただろう。

今度はA、つまり筆者の視点で当時私がリーダーとして何を考えていたか振り返ってみたい。

業務の変化から来る不安

体制変更があり、上司がエンジニアから非エンジニアに変わった。

それまではこれといった不安もなく、業務時間のほとんどを開発に充てていたが、今思えば開発に集中できるように上司がサポートしてくれていたのだと悟った。

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他部署からの相談や依頼、メンバーのアサインとフォロー、上司への報告や資料作りといった開発以外のTODOが次から次に押し寄せた。

チーム運営、マネジメントは学んだことがない。

「これまで積み上げてきた技術力という石の横で、また一から石を積み上げていかなければならないのか」

「そうこうしているうちに技術でついて行けなくなるのでは」

そう思うと不安しかなかった。

先の見えないキャリア

CS専属のエンジニアは珍しい。

CSの人たちからは「いてくれて本当に助かる」と言ってもらえる反面「需要がないから他社には部門がないのでは?」と思ったりした。

「このまま30代を迎えても良いのか?」

「自身のキャリアが描けないということは、チームメンバーも同じように困るのではないか」

疑問は絶えなかった。

CSに関するキャリアで言えば、メルカリで山田和弘さんがメルカリの執行役員に就任されたり、はてなのセールスエンジニアだった a-know さんが自身の取り組みをCREという名称を使って再定義されたりしている。

私もいつか彼らのように道を示せるようになるのだろうか。これからも悩み続けると思う。

2018/1/31 加筆修正

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