アルパカログ

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本能的な10の思い込みと対処法「ファクトフルネス」まとめ

例えば、テロや航空機事故のように、滅多に起きない悲惨な事件ほどニュースになります。

逆に、「今日も飛行機が無事に着陸しました」なんてことはニュースになりません。

私たちが知らないだけで、2017年の世界の航空機事故による死亡者数は0だったそうです。

「ファクトフルネス」は、私たちの本能的な思い込みを10個に分類し、1つ1つどうやって克服すれば良いかを教えてくれます。

このエントリでは、「ファクトフルネス」の内容をまとめます。

1. 分断本能「世界は分断されている」という思い込み
  • あたかも2つのグループが存在するかのような表現に注意する
    • 分断を煽っているのかもしれないと想像する
  • 平均だけで比較するのではなく分布にも注目する
    • 中間にも多くの人が存在する
    • 2つのグループには重なっている部分もあるだろうか?
  • 高いところから見ると「ドングリの背比べ」だが実際は違う
2. ネガティブ本能「世界はどんどん悪くなっている」という思い込み
  • ネガティブなニュースに注意する
  • ネガティブでドラマチックなニュースほど広まりやすい
    • 物事が良くなっても、そのことを知る機会は少ない
  • 「悪い」と「良くなっている」は両立する
  • 過去は美化されやすい
    • 人は過去を美化したがり、国家は歴史を美化したがる
3. 直線本能「世界の人口はひたすら増え続ける」という思い込み
  • グラフはまっすぐになるだろうという思い込みに注意する
  • 実際には直線のグラフの方が珍しいことを覚えておく
4. 恐怖本能 危険でないことを、恐ろしいと考えてしまう思い込み
  • 恐ろしいことには自然と目がいってしまうことに注意する
  • リスクを正しく計算する
    • リスクは危険度と頻度の掛け算で考える
  • 恐ろしさはリスクとは関係ない
5. 過大視本能「目の前の数字がいちばん重要だ」という思い込み
  • ひとつの数字が重要であるかのような勘違いに注意する
  • 比較したり割合で見てみる
  • 最も大きな項目にだけ注目しよう
    • 多くの場合、小さな項目は無視しても問題ない
6. パターン化本能「ひとつの例がすべてに当てはまる」という思い込み
  • 1つの集団のパターンを根拠に物事が説明されていたら注意する
  • 分類を疑ってみる
    • 同じ集団の中に違いはないだろうか?
    • 違う集団の間に共通点はないだろうか?
  • 過半数に気をつける
    • 51%と99%では全然違う
7. 宿命本能「すべてはあらかじめ決まっている」という思い込み
  • 決めつけるような表現に注意する
  • あらゆるものは少しずつ変化している
    • ゆっくりとした変化でも、長い時間で大きな変化になる
  • 過去の変化の例を集めよう
8. 単純化本能「世界はひとつの切り口で理解できる」という思い込み
  • 単純なモノの見方や単純な答えに注意する
  • 自分が注目している課題は重要に見えてしまう
  • 異なる意見の中に正しい考えがないか検証する
    • 妥協をいとわず、異なる考え方を組み合わせてみる
9. 犯人捜し本能「誰かを責めれば物事は解決する」という思い込み
  • 誰かのせいにしようとしたり、されていることに注意する
  • 悪いのは人ではなく原因やシステム
    • 「他の人でも同じことが起きただろうか?」と考える
10. 焦り本能「いますぐ手を打たないと大変なことになる」という思い込み
  • 「いますぐ決めなければならない」と感じたら焦っていることを自覚する
  • いますぐ決めなければならないことなんて実際ほとんどない
    • 深呼吸して「いつまでに決めればいいだろうか?」と考える
  • すべてを一気に解決しようとしない
    • どんな副作用があるだろうか?
    • 地道に一歩一歩解決していくしかないのだ

以上です。

このエントリでは、「ファクトフルネス」の内容をまとめました。

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