アルパカログ

カスタマーサポート (CS) とエンジニアリングを掛け算したい CRE (Customer Reliability Engineer) が気になる技術や思ったことなど。

エンジニアリングマネージャーがモヤモヤしたとき読むブログなど

マネジメントには公式はなく、人と人の問題ですから、自分と相手の組み合わせの数だけ答えがあります。答えに至る過程も、一直線というのは稀で、悩んだり落ち込んだりしてようやく辿り着くのが常です。

何事もそうですが、上手く行っているときは問題なく、上手く行かなくなると途端に何もかもがダメになってしまうような感覚に襲われます。いや、本当は上手く行っていると思っているときには、すでに問題の芽はあって、気づかなかっただけなのでしょう。

暗中模索の時間が長くなると次第に心が弱ってきますが、弱りきる前に事態を打開するためのオプションを、私たちは持っておく必要があります。上司や身近な人に話すというのは当然に取る行動だと思いますので、今日はそれ以外を紹介します。

ブログを読む

エンジニアリングマネジメントという言葉の広がりとともに、それに関する書籍やブログに触れられる機会が多くなりました。

印象に残ったメッセージを一緒に紹介しているので、ぜひ、下記2つのブログを読んでください。モヤモヤした気持ちが少しは軽くなると思います。

devblog.thebase.in

  • マネージャの存在を絶対的に必要としているのに、自分がやるのは不安だという矛盾をはらんでいます。

  • 何を「とくいわざ」とするかだけの話で、それぞれがチームで働くエンジニアに求められる職能として考えることが可能です。

  • 必ずしもエンジニアリングマネージャは永遠にその立場でいる必要もなく、一定期間で別の人に入れ替わっても良いと考えています。


blog.toshimaru.net

  • 人間関係が悪化している場合、それはあなたもしくは誰かが「謙虚ではない・尊敬の念を持っていない・信頼していない」ことから生じていると考えてよい。

  • マネージャーはエスパーではない

  • 「組織がクソなこともある。組織に期待せず自分でよい組織を作るという意識を持て」

  • みんなのお友達になるのもNG、あくまでも仕事の関係を保つ

  • リーダーはなんでも正しくやって、すべてを把握して、あらゆる質問に答える責任があると思っている。すべてを正しくやる必要はないし、あらゆる質問に答える必要もないし、そんなことをしていたら逆にチームの信頼を失ってしまう。

本を探す

良い本にどうやって出会うか。

私のおすすめは、エンジニアリングマネージャーのSlack に入って #books チャンネルを見ることです。上記のブログにもそこで出会いました。

『Team Geek』は読んでみようと思います。下記2冊もおすすめです。

www.oreilly.co.jp

www.amazon.co.jp


EM meetup#2 で得た答えの1つに、マネジメントの失敗例や知見は公にしにくいというのがあり(書かれた当の本人は良い気分をしないですから)、共有に際しては、クローズドな勉強会か、ボカして書くということになりますが、どちらも非常にコストがかかります。

マネジメントの問題はセンシティブですから、直の上司ならまだしも、他部署のマネージャーや、ましてや社外のマネージャーに状況を説明するのは至難の業です。ここが一般的な問題と大きく異なる難しさだと思います。横のつながりが弱く、簡単に孤立してしまうわけですね。

上で紹介したブログにもありましたが、マネジメントの機会があればぜひ経験して欲しいなと思います。知見の共有が難しい以上、できるだけ多くの人が経験するしかありません。ダメだと思ったらいつでも戻って良いのです。きっとそれまでとは違った見方ができるはずです。そういう人を、私は増やしていきたいと思っています。